「部下が指示を待ってばかりで、自発的に動かない…」と悩んでいませんか?
実は、リーダーの関わり方次第で、部下が積極的に行動するチームへと変わります。
このページでは「指示待ちから脱却し、部下が自ら考えて動くための工夫」をご紹介します。
【STEP1】指示待ち部下の原因を理解する


まずは指示待ちになる主な要因を知ることが大事ですよ!
①目標や役割が曖昧になっている可能性大!
そもそも部下が、「自分のやるべきことがわからない」と動き方もわからずじまい。
もし動きがわからない人がいたら、目標そのものが理解できていないことも…。
そんな時は、個別に目標を確認し、「目標達成のために、あなたは何ができると思う?」と問いかけ、回答があったら理解している証拠です。
わからなかったら、理解できるまで何度も教えてあげましょう!
② 失敗を恐れているのかも・・・
なるべく失敗したくないと思うのは当たり前のこと。
しかし、失敗を避けるために慎重になりすぎると、指示待ちの状態が続きます。
「失敗しても大丈夫!」と背中を押し、チャレンジを促しましょう。
③ 過去の経験が影響しているのでは?
過去に「考えて動いたら怒られた」という経験があると、自発的な行動を避けがちになります。
リーダーは、部下の行動をしっかり評価し、小さな成功体験を積み重ねることで、自信を育てていきましょう。



リーダーは粘り強さも大事ですよ!
【STEP2】部下が自発的に動くためのリーダーの工夫


①部下が自発的に動くためのリーダーの工夫をする
部下の自発性を育てるには、「自分で考える」習慣をつけるかけが大切です。
質問されたらすぐ答えるのではなく、考える習慣をつける質問を投げかけましょう。
- 「君はどう思いますか?」
- 「解決策を3つ考えてみて」
こうした問いかけにより、部下は自ら考える力を養い、自信を持って行動できるようになります。



「自分で考える」ような問いかけが大事!
②決定権を少しずつ渡す
動き方や方向性が理解できたら、部下に決定権を任せましょう。
- 「次回の会議の進行をお願い」
- 「AとBのどちらがいい?」
- 「この件は君の判断に任せるね」
任せることにより責任感が生まれ、主体的に考える習慣が身につきます。
③動いたことをしっかり評価してあげる
部下は、自分の行動を認めてもらいたいものです。
どんなに失敗があっても、まずはチャレンジしたことを評価し、小さな良い点を伝えましょう。
- 「チャレンジしたこと自体が凄いことだよ!」
- 「この工夫、すごく良かったよ!」



前向きなフィードバックが自信につながり、次の行動への努力を高めます。
【STEP3】 自走するチームへと進化させる


①考えをシェアする場を作りましょう



定期的にミーティングを開き「どんな工夫をしたか」などを共有しましょう。
成功例などは隠したくなるものですが、シェアすることで成功者への尊敬が生まれ、チーム全体が学び合い、モチベーションの向上につながります。
また、他のメンバーにとっても学びの機会となり、チーム全体が底上げとなるでしょう。
メンバー同士が高め合える環境を作るために、意見交換の場を積極的に設けましょう。
②責任感を持たせる役割設定をしてあげる
肩書きは形式的なものでもそうではありませんが、「〇〇責任者」「〇〇リーダー」などの役割を与え、「今回はあなたに任せるね」と伝えることで、責任感が生まれます。
また、部下の主体性を引き出すことで、より積極的に取り組む姿勢が育まれ、チーム全体の成長にもつながります。
③成長を振り返り、次のステップへ GO〜!!!



自分の成長を振り返ることでモチベーションを高めますよ!
以前と比べて変化や成長を定期的に振り返り、 次に挑戦することや課題を決めていきましょう。
これを繰り返すことで、チームの一体感が生まれ、成長につながります。
まとめ
指示待ちの部下を変えるには、
- 指示待ちの原因を知り、行動しやすい環境を作る
- 自ら考える習慣をつける問いかけをする
- 少しずつ決定権を渡し、行動を評価する
リーダーのちょっとした工夫で、部下が本気で動くチームに変わります。
今日からぜひ実践してみてくださいね!
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